３大たるみの原因とは

肌のたるみの原因には大きく分けて3つあると言われています。
皮膚は外部からの乾燥等を含む刺激から体を保護するために一生懸命に働いている部分です。
その皮膚は表面から順番に表皮、真皮、皮下組織に分かれるのですが、その状態は年齢や性別、日頃のライフスタイルによっても部位によっても差があると言われています。
肌のたるみの原因となる事は大きく分けて3つあると言いましたが、具体的にはどのような事があるのでしょうか。

肌の弾力機能の低下

肌はそもそも真皮層である意味ばねのような役割をしている部分があります。
その部分では、肌のハリを整える、または支えると言う役割を担っているコラーゲンやエラスチンが機能している事が普通なのですが、それらが上手く機能しなくなる、つまり質が変化する事によって肌の弾力が失われる事があるのです。
そうなると徐々に肌はたるみを帯びていくようになり、ハリの無いトロンとした肌になってしまうのです。

皮下脂肪の関係

皮下脂肪というのは、脂肪組織の大部分を占めていると言われていますが、それにはいざと言う時のエネルギーの貯蔵や保温に関する為の重要な役割があると言われています。
しかし皮下脂肪と言うのは、加齢とともに、使用されない状態で放置されていると、肥大化してしまい重力に逆らえなくなっていくのです。
その為、ぶらりとたるみを帯びた状態になってしまうと言われています。

筋肉量や質の低下

特に顔の筋肉は、表情筋と言われますが、それらは骨では無くて、皮膚に直接ついているので、細やかな繊細な表情を作り出す事が出来ます。
しかし加齢とともに、他の筋肉と同じように衰えていくもので、筋肉が皮膚を支えきれなくなってしまった時にたるみが発生するのです。